2020年12月4日金曜日

【お絵描き 仮装ハロウィンコンテスト】コロナに負けない想像力!

1年に1度、子供たちが待ちに待った楽しいハロウィン!
…でも今年はコロナ禍の自粛などによって、イベントが中止というところもたくさんあったと思います(涙)

寂しい想いをしている子供たちになにかできることはないか…そこでエソラワークスは考えました。

「それじゃあ、2020年のハロウィンは想像力で仮装してみない?」


「こんな仮装したい」や「実際にやる仮装」をお絵描きしてご応募してもらって、
これぞという作品には、描いてもらった絵をぬいぐるみやトートバッグにしてプレゼント!

名付けて【お絵描き 仮装ハロウィンコンテスト】

魔女にゾンビ、お姫さま、ヒーロー、動物…どんな仮装だって、お絵描きだからなんでもござれ。今年はいっぱい我慢した子供たちに参加してもらって、脳内ハロウィンで盛り上がりましょう!


…という趣旨ではじめた今年のハロウィンイベント。
前の「コワかわいいオバケ」を描いてという企画よりも、仮装した絵というのはハードルが高かったみたいで難しいというご意見もいただきましたが(汗)
それでも可愛いタッチの素敵なお絵描きがちゃんと仮装して、たくさんのご応募をいただきました。ありがとうございます!

どれも楽しい想いが伝わってきましたし、ぬいぐるみにしたいものばかりでしたが…
今回はこの作品をぬいぐるみ・クリッチャにしました。




「ねこようせい」に仮装した自分。
可愛いし、元気いっぱいな感じが詰まった素敵なお絵描きですよね。

お届けしたとき、箱からぬいぐるみを出してきょとん。ぬいぐるみを手に取り、じっと見つめ…自分が描いた絵がぬいぐるみになったと大喜び、仕上がりには親子で感動してくれたようです。



そして、3作品には新しくはじめたサービス【絵ごころトート】
自分だけのトートバッグを作ってプレゼントしました。




ミイラにヒーロー、カボチャ(笑)と統一感ゼロという最高の絵心です。


新進気鋭のアーティストの作品のようになってます。
ハロウィンじゃなくっても使えそうなので、お出掛けの気分をあげるアイテムになってほしいですね。


来年のハロウィンは、お外でみんなと一緒に大声で「Trick or Treat!」を叫べるようになっていると良いですね。





2020年6月11日木曜日

わたしのアマビエ チャレンジ!たくさん集まって疫病退散。

コロナウィルスが世界中に混乱を起こした3月以降、この妖怪の噂がよく聞かれるようになりました。
以降、疫病退散のシンボルのようになった【アマビエ】…知ってます?

言い伝えでは、江戸時代に出現した外見は人魚のみたいで、鳥に似たクチバシがある妖怪。「病が流行ったら私の写し絵を人々に見せよ」と言いのこし、海へ消えたそうです。

私の娘たちも例にもれず休校となり、外出自粛でお家に籠る生活を余儀なくされました(涙)
子供はもちろんですが、大変なのはママです。
朝昼晩のご飯の準備に、ときには遊び相手となったり学校からの課題の指導まで…

そんな状況を見ていて、なんとか巣ごもり家族を応援できないかと思って企画したのが【わたしのアマビエ チャレンジ】です。


お家でヒマしている子供にアマビエを描いてもらうというものですが、言い伝えの絵を真似て描くよりも、特徴だけ伝えて子供が想像して描くほうが頭も使うし楽しそう!
「ロングヘアーのぽっちゃり半魚人で、目と耳はひし形でクチバシがある。足は3本!」
さあ、自分だけのアマビエ描いてみてっ!!!
一生懸命描いてる間、ママはゆっくりと休憩なり自分の時間を過ごしてくださいね。

1番面白いアマビエには、絵をぬいぐるみにしてプレゼント!その他にも3名様には絵をトートバッグにプリントします。賞品、少なくてゴメンね~。


そして応募開始!日本各地から個性的なアマビエがどんどん集まってきました。
その数、約100体(匹?)!!!

たくさんいるのでfacebookのアルバムにまとめました↓


言い伝えどおり、写し絵を人々に見せよ!実践できてます(笑)

半魚人から人魚、鳥、可愛いのも怖いのもバリエーション豊かで、みんな独創的!


1つだけ選ぶのはとても難しかったです…
日常が変わってしまって辛い状況だからこそ、1番大事なものってやっぱり「笑顔」かなと思ってこの作品をぬいぐるみにすることに決めました。


3歳の男の子が描いた『やさしいアマビエ』
お口はクチバシではないんですが「ニコッの優しいお口が好き!」というほのぼのとした想いに評価が集まりました♡

ちょうどNHKさんがこの企画を取材したいということもあり、超高速でぬいぐるみを製作してお届けいたしました。贅沢にもメディアを使った大賞発表でした。



足も3本以上描いてるようだったので、3本は足にして後のは尾ビレにアレンジ。
これにも気づいてくれて喜んでくれました。


ふわっふわ♪かわいい~♪とずっと言って、もう離さないそうです(嬉)

この2つの笑顔にはコロナウィルスも太刀打ちできませんよね。
本当にみんなの心をほっこりさせてくれたアマビエちゃんでした。


そして、トートバッグになったのはこの3作品!


こちらも、オリジナリティ溢れる楽しいアマビエたち。
プリントということで、色味や線の濃さなども考慮しながらの選考となりました。

これから新しい生活を気持ちの良いものにするために、世界にひとつのバッグを持ってお外に元気に出掛けてほしいです。

早速、早くみんなに見せたいと息巻くお子さんの写真もいただきました(笑)
絵もそれっぽかったけど、髪型もアーティスティック!?


このトートバッグ、ぬいぐるみを入れるギフトバッグにも使えるし、自分だけのバッグが欲しい子供たちにも良さそう…
いろいろ勉強しながらせっかく作ったものなので、新しいサービスができないか考えてみようと思います✌


お外で元気に遊び回る子供たち、ワイワイお出掛けしてる家族を1日も早く見たいですね。
将来、このコロナ禍のことを笑って振り返ることができますように…アマビエさま、よろしくお願いいたします!








2020年4月7日火曜日

世界でつながる子供の絵心 ~上海編~

子供たちの想像力や絵心って、住む世界や人種に関係なく魅力的ですよね。

当サービスをご利用いただいた日本のお友達伝いでクリッチャのことを知って、上海からご依頼いただきました。
私は英語も中国語も話せませんので、そのお友達が間に入って通訳など代行をしてくれ大変助かりました。

ご依頼いただいたのは、可愛い双子ちゃんの作品。
似た雰囲気でありながら、それぞれにキラリと個性が入ってあります。後ろ姿も描いてくれててこだわりを感じます。

「アンジェロスちゃん」、「シューター萌ちゃん」とやはりお名前はグローバル!?



10歳のお誕生日のプレゼントとのことです。
順調に製作は進む中、実は暗雲が近づいていることなどそのときは知る由もありませんでした…

1月下旬に完成して、さぁEMSで上海の双子ちゃんの元へGO!という予定でしたが、中国のお正月・春節の時期と重なってしまい配送絡みがストップするということで2週間ほど後に発送を延ばしました。

そして、その間に世界を襲う危機が襲ってきました…そう、新型コロナウィルスです(泣)
お父さんの実家へ帰省中だった双子ちゃんも身動きが取れない状況になり、そうこうしてる内に海外への配送にもかなりの遅延が発生していきました。
発送は再延期です…

完成したぬいぐるみちゃんは工房内で、旅立つときを静かに待つことになってしまいました。



こういうときこそ、早く子供たちの元に届けて少しでも不安を和らげてあげたいという気持ちが強くなり、モヤモヤとする日が続きました。双子ちゃんもきっと待ちわびてくれてるんだろうな…

それから約20日間、双子ちゃんご家族が上海に戻れたと連絡がありました!郵便局へ確認してみると、遅れはあるもののEMSも発送可能とのこと。
ずっと工房で私たちの作業を見守ってくれてた2人もようやく出発のとき!初めての旅行がいきなり海外っ(笑)

裏話としては、発送した数日後にEMSの受け入れも中止となりましたから、本当にギリギリの突破劇だったんだと思います。

それからは無事に届くのかと毎朝EMSの追跡サイトを確認するのが日課となりました。
…が、10日以上動きがない(汗)まだ日本から出国すらできてない(汗)ホンマ大丈夫かなっ?って冷や汗が出始めた頃にやっと日本を出国したとの通知が。
もうすぐ、もうすぐ着きます。

そして、当初のお届け予定日から遅れること約1ヶ月半後、嬉しいメールが届きました。


ギフトバッグから開けるところの動画まで送っていただき、ずっと待っていてくれた気持ちが伝わりました。
ポケットに入ったニンジンとお揃いのチェック柄のパンツが特にお気に入りと喜んでくれてます(笑)

良いニュースも少なくてどんよりしていた気分を、この可愛い笑顔が吹き飛ばしてくれました。
子供たちの笑顔の素晴らしさも世界共通!
この笑顔があればどんなことでも乗り越えられると信じて、もっともっと笑顔を増やしていけるように今できることを一生懸命やろうと考えさせられました。

こんな状況だからこそ、世界中が力を合わせて子供たちの未来を守れるように願いをひとつにしていきましょう!
まずは…手洗い!うがい!マスク!そして外出自粛っ!






2020年3月17日火曜日

忘れられない…あの日の「王さま」

忙しさにかまけて、ひさしぶりの投稿になってしまいました(汗)
その間にはご紹介したいエピソードなどもたくさんあったのに…
文章を書くことが下手なのでササッと書けないのが原因ですね。反省&勉強します。

今回ご紹介するのは、親子のほっこりストーリーです。
ご依頼主であるお母さんから丁寧なメールをいただきました。それを載せたほうが伝わると思いますので、そのまま使わせていただきます。


「私は息子たちが描く絵が大好きでした。
お絵かき帳やらくがき帳に描く何を描いているのかわからない時からのものや、何かの裏に描いたものもメモ帳に描いたものも、大切に持っています。幼稚園で描いたものもそのまま保管しています。
小学生になってからは、さすがに保管出来なくなり、校内の作品展に足を運び写真を撮りました。


今回の絵は小学校一年生の時に描いた絵です。たぶん、読んだ絵本を思い出しながら描いたのでしょう。原作は「王さまシリーズ」に出てくる王さまです。検索していただければすぐ出てくると思います。
けっして上手ではないし、全然似ていないのですが、味があってオリジナリティがあってとっても好きな絵です。
この絵が校内代表の何人かの一人に選ばれ、区内の小学校の作品が展示される所に飾られたのです。
とっても嬉しかったですね、この絵をいいと思ってくれた人がいてくれたことに。

その後絵が返却され、額を買って飾ろうと思っていたのですが、ちょうどよい大きさのものが手に入らず、そのままになっていました。
何年か前に旦那さんがネットかテレビで知ったのか、子供が描いた絵がぬいぐるみになると教えてくれました。
その時は子供のことや仕事で忙しく、私も忘れていました。
子供が部活を引退し、進路も決まりやっと落ち着いたので、写真整理をしていた時に思い出したのです。
どうしても王さまを飾りたくなって、注文しました。



「なにぬいぐるみにしてんの?」と息子に言われるかと思っていたのですが、思いのほか気に入ってくれて、私がケースを買ったり、フエルトを入れて、大事にそうにしているのを温かく見てくれています(笑)」



いかがでしたか?
自分の昔の作品を、お母さんがそんなに大切に想ってくれてたと知ったら息子さんもとても嬉しいですよね。ちなみに息子さんはもうすぐ20歳になるそうです。

ご依頼のときに、ケースに入れて飾りたいのでサイズはあまり大きくない方が良いという意味がこのお話を知って理解できました。ひとつひとつのご依頼の裏には素敵なストーリーがあることを改めて感じられて嬉しくなりました。

今では「王さま」は綺麗なケースの中から親子を優しく見つめているそうな。
めでたしめでたし…